メンタルヘルスTakt

ハピネススイッチvol.26

人としての基礎を築き上げていく子どもの時期だからこそ学んでほしい。


思考の癖や言葉遣い、目に見えないもので習慣化・強化されてしまうは多くあります。



日常生活において習慣化されてしまったモノを無理に正す必要はないですが、私達大人が“良くないなと思った習慣や癖”は子ども達と一緒にもう一度考えてみる必要があります。



例えば:『ちゃんとしなさい!!』や『何で出来ないの!!』とよく言われている子どもがいるとします。

しつけやその子の為を思って言っているのでしょうけれど、言われたその子どもの中に出来上がる自分への想いは、例え表面でどんなに明るく振舞っていたとしても“自分はダメなんだ”という判が押されてしまいます。自信を無くし消極的な思いになります。


ダメな自分という認識を大人になってまでも持ち続けてしまう事もあります。 



子どもにとっても『ちゃんとしなさい!!』や『何で出来ないの!!』と言われる事は日常的でごく当たり前な事となってしまいますが、気付かないうちに“ダメな自分”という鎧を装着してしまうのです。

こういった気付かない鎧を装着してしまった子が何か新たにチャレンジする機会があったとします。


鎧を装着してしまっている多く子は『出来ないから嫌!!無理!!』と初めから出来ない事を決めつけてチャレンジしません。また年齢を重ねると出来ない理由を上げ始めたりします。


出来ない。したくない。自分には無理。


その裏側には“だって私(僕)はダメな奴だから”があるのです。

“自分はダメな子”が先行してしまうのです。

チャレンジしてまた『ちゃんとしなさい!!』や『何で出来ないの!!』と言われるのも分かってしまう。そしてまた言われて“自分はダメな子”を強化してしまうのです。




こんな鎧を装着していれば勉強においても“ダメな自分はいくら勉強してもダメ”

当然、勉強なんて面白くない面倒な事になってしまうのです。



心塾ではそんな鎧を外しながら、言葉・道徳・心理学というものを通して、子ども達に明るい未来を創造してもらいたいと言う思いです。

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