ハピネススイッチvol.24
比べない事の大切さ!!
アドラー心理学では『比べない』を重視している。
子育て、人材育成にも言える。育てるポイントの一つ。
人は意識的にせよ、無意識的にしても比較をしてしまうもの
・うちの子と他人の子(子育てにおいて)
・〇〇さんと私(自分で自分を比較)
どうせ私なんて、、、という様なフレーズが浮かびがち
・〇〇さんと〇〇さん(社内での、仲間との比較)
など
アドラー心理学において、自身の中の理想と現実を比べて成長の糧にすることは有意義なことだとしています。しかし、他者と比較して自身の至らなさを見つけることはいけないことだとあります。
こんな事をイメージしてください。
自分の子ども(或いは新人の部下)が新しい事に挑戦しています。
・子どもであれば、見様見真似でお手伝いをしようとしています。
・新人ならば、ちょっとしたプロジェクトを任せます。
子どもと新人部下と事態は違っていても、これまでの自身の不器用さと、失敗への恐怖、プレッシャーを感じています。
さて、こんな時にどちらの答えがふさわしいでしょう。(親、社内での教育する立場になって考えてください。)
A.やる前からそんな弱気でどうするの!大丈夫〇〇ならできるよ!!
B.困ったことがあればサポートするよ、きっとうまく行くさ!!
どうですか?
日常を、思い返して身に覚えある方上がりましたかね?
答えは〜というと~
ここまで引っ張りましたが!!どちらが不正解というわけではありません。
しかし、アドラー心理学の考え方からすると、Bの方がふさわしい対応となります。
理由ももちろんあります。
なぜならばAの「やればできる」という励ましは「現状はできていない、なんで!!やらないんだ」ということが“言葉の裏側の意”として隠れているのです。
また「不器用」だと本人が感じている事に対して「そんなことない!!」「やらなければ分からないじゃないか!!」と励ますことは、むしろプレッシャーを与えてしまい、かえって逆効果です。
アドラー心理学は、できることに着目し、そこを認めてあげることが大切です。(出来るイメージ描かせ・可能性を感じさせる事が大切)
子どもや新人(新人に限らず人材育成)について成長や頑張りは「良い」「悪い」「できるか」「できないか」などの二者択一ではありません。誰かとの比較ではなくて子ども自身の成長・新人の成長を認めてあげることで、自信に繋がっていきます。
TRYさせて認めてあげる事で自信になり、次のステップへと進んでいくのです。
ハピネススイッチON!!!
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