希望と平和
本日15日は『終戦記念日』です。平和とは何なのかという事を考えて71年が経ちました。
戦時中も日本にとっての平和を守る為の戦いであったはず、しかしそこには多くの人が望む平和というものは無かった。忠義を尽くして死を選んでいったもの、生きる事を望んでもかなわなかったもの、本当に多くの人が犠牲になった。人々が望んでいた平和な日本と、目の前に繰り広げられている現実世界は逆方向だった。
当たりまえの生活が瞬く間にして消し去られてしまった。一瞬にして生と死の狭間に立たされた。
多くの人は現実世界を受け入れられず何が何だか分からず、生と死という見えない恐怖に襲われていたであろう。
そして残酷なまでに現実世界は無情であっただろう。
“平和という希望をもって死んで行ったもの、その死に希望を奪われたもの”
嘆き、悲しみ、苦しみ、痛み、きっと言葉にならないくらい幾多の葛藤が人々を襲ったにちがいない。
それでも闇と隣り合わせの中、自国を信じ明るい未来が待っていると希望をもって一人一人が戦っていた。“今を生きる事”に必死だったであろう。
戦争と言う闇の先は絶望しかありません。
私たちの今があるのは、“希望をもって亡くなっていた人”“希望をもって生き抜いた人”多くの人の“希望”の上に成り立っています。平和を望んでこれからも更なる平和であり続ける事を願います。
平和の尊さ、命の尊さを知った私たちは
“過去を尊重し・今を生き・未来に輝く”その為の知恵を授かっているのです。
亡くなった方々は犠牲かもしれません、しかしその人々は希望をもって生きた。その人達の分までとは行きませんが,
しっかりと“希望のバトン”は平和という未来へ繋いでいく使命が私たちにはあります。
平和な世界をこころよりお祈り申し上げます。
2016.8.15
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